子育ての相談室

はじめての保育園

2023.12.25

0歳から保育園を活用する方のためのQ&A

0歳からお子さんを預ける方々から寄せられた、よくある疑問や懸念点をQ&A形式でまとめ、ぶれあ保育園の保育士が一つひとつ回答しました。少しでも安心して保育園をご利用いただくために、ぜひご活用ください。

Q.保育園は、いつから預けられますか?

A. 保育園は、最短で「生後57日目(生後2ヵ月)」から預けることができます。ぶれあ保育園では、各園で預けられる年齢が異なるので、詳しくは入園をご希望される園のページをご確認ください。

Q.0歳から保育園に預けるにあたり、準備しておくと良いことを教えてください。

A. 保育園生活にスムーズに移行するために、入園前数週間は通園時間に合わせた生活リズムでお過ごしいただくのがおすすめです。また、保育園で使用する哺乳瓶や粉ミルクにも慣れておくと良いでしょう。ぶれあ保育園では、粉ミルク「はぐくみ」を使用しており、それ以外の水分補給は基本的に麦茶を用意しています。さらにお子様が病気で登園できなくなった場合の対応も、ご家庭で考えておくとより安心です。

Q.うちの子は人見知りですが、保育園に馴染めるでしょうか?

入園後はいきなり長時間の保育をするのではなく、『慣らし保育』と呼ばれる短時間保育から始めています。まずは1時間〜1時間30分ほどの短時間保育から始め、少しずつ時間を伸ばしていき、約2週間かけて実際の保育時間にあわせていきます。

子どもにとっては「この人のところに行けば大丈夫」という愛着ある大人の存在が重要です。慣らし保育では、お子様のこだわりや特性に合わせながら、関わり方を丁寧にすり合わせていきます。そうした過程を経て、お子様と保育士の間に愛着が生まれれば、次第にお子さんも安心できるようになります。

Q.0歳から預けることに、少し罪悪感があります…

保育園に預けることは、決して悪いことではありません。大切なのは、子どもにとって安心できる大人が周囲にいることです。「この人がいれば安心」「何かあったらこの人のところへ行けば、大丈夫」そう感じられる大人は、必ずしも肉親でなければいけないという根拠はないと言われています。

0歳から保育園での生活を経験する子は「社会性が身に付くのが早い」「集団生活を通じて発達を促せる」など、家庭での子育てでは得られないメリットもあります。また保護者様にとっては、子育てのプロである保育士に困りごとや疑問を相談できる環境があるというのも安心です。不安や迷いも多い子育てだからこそ、私たち保育士が気軽に相談できる存在としてサポートいたします。

Q.「小規模保育園」と「一般的な規模の保育園」どちらに入園させるのが良いでしょうか?

小規模保育園とは、定員6〜19名の規模の小さい保育園のことを言います。

【メリット】
アットホームな環境で、保育士による「きめ細やかな保育」を受けられる点が小規模保育園の強みです。また、駅近など比較的アクセスの良い場所にあることが特徴です。
【デメリット】
預かり年齢が限られている場合があるので、一定の年齢になったら卒園して別の施設に入る必要があります。また、施設の建物や設備が比較的小さくなる場合が多いです。

一般的な規模の保育園では、定員は20名以上、大きいところでは定員100名以上になる保育園もあります。

【メリット】
入園から小学校就学前まで預けられるので、転園などをする必要がありません。
【デメリット】
入園希望者が比較的多く、希望する園に入れない場合もあります。

このように、アットホームな環境で丁寧な保育をしてほしいという方には小規模保育園、もう一度保活をせずに就学まで同じ環境で預けたいという方は一般的な規模の保育園がおすすめです。

ただし、ぶれあ保育園の小規模園は地域のほかの保育施設と連携しており、卒園後の進路もスムーズに決められるようサポートしています。これまで卒園後の行き先が見つからなかった事例はなく、安心して預けていただけます。