子育ての相談室

保活の知識

2023.12.25

いつからはじめる?保活のはじめ方

保活とは、一般的には子どもを認可保育園に入れるため保護者が行う活動のことを指します。「保活っていつはじめればいいの?」「何からはじめたらいいの?」具体的にどう動けばいいのか、わからないことだらけですよね。今回は、はじめてお子さんを認可保育園に預けようと検討する方が、知っておくとよい保活の基礎知識をご紹介します。

4月入園を目指すなら、約1年前からはじめるのがおすすめ

まずは全体スケジュールを知ることからはじめましょう。保活は約1年前からはじめるのがおすすめです。認可保育園は、一般的には4月入園がほとんどなため、前年度の4月から開始すると余裕を持った準備ができるでしょう。ただ4月以外でも、空きがあれば途中入園できる場合もあります。住んでいる自治体の入園相談窓口に相談する、入園案内の資料を確認するなどして保活を進めていきましょう。

場所とアクセスの良さで絞る

保育園は、場所とアクセスの良さで候補を絞るのがおすすめです。アクセスがしやすい場所にあることで、子供を迎えに行くことがスムーズになります。まずは保育園の場所が通勤や通学に便利であるかを確認しましょう。

預かり時間を確認する

保育園の預かり時間もしっかり確認しましょう。延長保育の利用が何時から何時までか、休日、長期休暇(年末年始)の預かり時間はどうなっているか。確認した上で、自身のスケジュールと併せて調整していきます。

見学会・説明会に行く

保育園の様子は、実際に見学しないとわからないことも多いので、必ず見学しておきましょう。

確認ポイント1【食事と栄養】
子どもの健康に大きく関わる食事について情報収集しておきましょう。保育園で提供される食事の内容、栄養価、アレルギー対応などについて事前に確認しておくと安心です。

確認ポイント2【保護者とのコミュニケーション】
保育園と保護者のコミュニケーション方法(連絡帳や園からのお知らせの頻度)について理解しましょう。連絡帳も最近ではICT化が進み、スマートフォンやPCでやりとりをする園もあれば、手書きの園もあります。保護者と保育園のコミュニケーションがスムーズで協力しやすい環境があることは、子どもの健康や成長にとってもプラスになります。

期限までに各自治体に申し込み

4月入園の申込は、例年前年の秋ごろに始まります。それまでに申し込みに必要な書類などを用意しておきましょう。勤務先に作成してもらう書類もあるので余裕を持った準備が必要です。

内定結果がでたら、入園準備もしくは代替案を検討する

内定が決まった場合は、面談や健康診断などの入園に向けた手続き・準備を進めていきます。決まらなかった場合は、他の園の二次募集に申し込む、他の保育施設・サービスの利用を検討するなど代替案を検討しましょう。